NHK受信料をついうっかりと滞納してしまうこともあるかと思います。
中にはNHK受信料を払いたくないということで、意図的に滞納している人もいるかもしれません。
NHK受信料を滞納した場合、どのようなリスクがあるのか気になるかと思います。
信用情報のブラックリストに載るとか警察に逮捕されるという不安を抱えているかもしれません。
そこでこの記事ではNHK受信料を滞納した場合のリスクについて詳しく説明していきます。
1.NHK受信料を滞納すると信用情報のブラックリストに載るのか?
結論から言いますと、NHK受信料を滞納しても信用情報は傷つきません。
ブラックリストに載ることはないので、将来ローンを組むときやクレジットカードの利用には全く影響がないと思って大丈夫です。
そもそも信用情報とは信用情報機関に加盟している会社しか参照できませんし、情報を登録することはできません。
信用情報機関に加盟しているのは、銀行や消費者金融、信販会社、クレジットカード会社などとなっています。
ローン関係、クレジットカード関係の会社がほとんどです。
当然NHKは信用情報機関に加盟していないので、滞納しても信用情報が傷つくことは心配しなくて大丈夫です。
・クレジットカード払いの場合はブラックリストに載る可能性も
一般的にはNHK受信料を滞納しても信用情報機関には影響はありません。
しかし、クレジットカード払いでNHK受信料を滞納した場合には、ブラックリストに載る可能性があります。
クレジットカード払いでNHK受信料を滞納したということは、クレジットカードが利用停止となっている可能性があります。
利用停止となるのは、クレジットカードの支払いを滞納している場合です。
クレジットカードの支払いを滞納すると、信用情報に延滞の情報が載ります。
61日以上滞納し続けた場合には、ブラックリストに載るという流れになっています。
なので、クレジットカードの支払いには注意をしましょう。
2.NHK受信料を長期間滞納していると警察に逮捕されるって本当?
2017年12月6日に最高裁判所がNHKの受信料制度は合憲であると判決を下しました。
分かりやすく説明すると、今まではあやふやだったNHK受信料問題が今後は「自宅にテレビが置いてある限りNHK受信料の支払い義務がある」と決まったという感じです。
その他の裁判でもNHKの契約者は滞納分を支払うべきだという判決も多数出ています。
今まではNHKもあまり裁判を起こさずに取り立てを行っていましたが、こういった判決が出るようになってから強気で取り立てを行うようになっています。
NHK受信料を滞納している裁判沙汰になるため、中には警察に逮捕されるのではと不安に思うかもしれません。
しかし、NHK受信料の滞納には、刑事罰がありません。
あくまで民事での問題となるので、警察がやってくることもありませんし、逮捕されることもありません。
逮捕されることはありませんが、NHK受信料の支払いから逃れるのは難しいので、大人しく支払うことをおすすめします。