- 電気料金を何か月の滞納していると送電停止するのか?
- 電気料金を滞納したときの電気の再開方法とは?土日や深夜再開はできる?
- 電気料金を滞納したとき相談すれば送電停止を先延ばしにできるのか?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事では電気料金を滞納した場合の送電停止と再開について詳しく説明していきます。
1.電気料金は何か月の滞納で電気は停止となるのか?
電気料金を滞納してしまったとき、どのタイミングで電気の供給がストップするのかって気になりますよね。
電気料金を払えない場合でも、さすがに止められるまでに支払いたいと思うはずです。
そこで各電力会社の最終支払い期限のタイミングについて調べました。
電力会社 | 最終支払い期限 | 送電停止日 |
北海道電力 | 検針日の翌日から51日以降 | 検針日から51日以降 |
東北電力 | 検針日の翌日から51日以降 | 検針日から51日以降 |
北陸電力 | 検針日の翌日から51日以降 | 検針日から51日以降2週間以内 |
東京電力 | 検針日の翌日から51日以降 | 検針日から約60日後 |
中部電力 | 検針日の翌日から51日以降 | 検針日から約60日後 |
関西電力 | 検針日の翌日から51日以降 | 検針日から51日以降 |
中国電力 | 検針日の翌日から51日以降 | 検針日から約70日後 |
四国電力 | 検針日の翌日から51日以降 | 検針日から約60日後 |
九州電力 | 検針日の翌日から51日以降 | 検針日から約70日後 |
沖縄電力 | 検針日の翌日から51日以降 | 検針日から60~65日後 |
これからも分かるように検針日の翌日から51日以降が最終支払い期限となっており、それ以降だと電気が止められる可能性が出てきます。
普段自宅に送られてくる納付書の場合、支払い期限は検針日の翌日から30日目に設定されています。
なので、支払い期限に電気料金を支払えなくても、すぐに電気が止まるわけではありません。
支払い期限を過ぎてから20日は時間に余裕があると思って大丈夫です。
ただたったの20日しか猶予がないと考え、なるべく早めに滞納を解消するようにしましょう。
2.電気料金滞納から送電停止となる流れとは?
電気料金を滞納した場合でも、いきなり送電停止となることはありません。
送電停止となる前に「送電停止予告書」が自宅に郵送されるようになっています。
その送電停止予告書に書かれている支払い期限までに支払わない場合には、正式に送電停止となります。
送電停止予告書の中に納付書も入っているので、コンビニ払いや金融機関で支払えば、電気が止まることはありません。
電気料金の場合、他の公共料金と比べて止まるまでの期間が短いです。
何回も督促状が送られてくるわけではないので、郵便物に気付かないといきなり電気を止められたと勘違いする可能性もあります。
意図的に電気料金を払っていないというのであれば、自覚しているので大丈夫だと思いますが、うっかり支払いを忘れていた場合には気をつけましょう。
・電気料金を滞納しても相談すれば送電停止を待ってもらえるのか?
「どうしても電気料金を払えるだけのお金を捻出することができない」という場合もあるかと思います。
その場合、電力会社に相談をすれば送電停止を延期してもらうことはできるのでしょうか?
多くの電力会社では相談をすることで、多少の延期をしてもらうことが可能です。
特に数日程度であれば待ってもらえる可能性が高いです。
「数日待ってもらえれば電気料金を支払うことができる」という場合には相談してみる価値はあると思います。
ただそれ以上の長期間の延期を求めても、応じてくれる可能性は低いです。
電力会社も営利会社なので、料金を支払うことができない人は電気を利用することはできません。
送電停止を延期できるかどうかは、管轄の営業所の判断で決まるためケースバイケースとなっている点は注意してください、
3.電気料金を滞納した後に電気を再開する方法とは?
電気料金を長期間滞納していれば電気は止められてしまいます。
止まられた電気を再び使えるようにするためには、滞納した電気料金を全額支払う必要があります。
電気料金の一部を払っても送電が再開しないので、注意してください。
すぐに電気を再開してほしい場合には、電気料金を支払った後に、管轄の電力会社に電話する必要があります。
「滞納していた電気料金を支払ったので、送電を再開してください」と依頼をする必要があります。
どの電力会社も電話の受付時間は24時間対応しています。
・送電の再開にかかる時間はどれくらい?
電気を止められてしまった場合、すぐにでも電気を使えるようにしてほしいと思う人は多いと思います。
滞納した電気料金を支払った後、どれくらいの時間で送電を再開してもらえるのでしょうか?
送電再開までにかかる時間は、方法によって変わってきます。
- 遠隔操作で再開する場合:20分程度
- 作業員が再開工事を行う場合:1時間~2時間前後
※電力会社の状況によって、再開までにかかる時間は前後します。
基本的に数時間以内に再び電気が使えるようになるというわけです。
・土日や深夜に停止を解除してもらうことはできるのか?
送電再開の作業は基本的に24時間受け付けていることが多いです。
遠隔操作で再開できる場合には、どの電力会社でも深夜や土日でも対応してもらえます。
ただ作業員が再開工事を行う必要がある場合には、電力会社によっては夜間の作業を受け付けていない場合があります。
管轄地域や電力会社ごとに異なるので、いつ停止を解除してもらえるかは、問い合わせをしたときに一度確認することをおすすめします。
深夜に電気が使えなくても、翌朝になれば、作業員が来て作業をしてもらえるので、それほど困らないと思います。
ただいずれにしても、電気を使えるようにしたいのであれば、早めに支払うことをおすすめします。
どうしても電気料金を支払えるお金がないという場合には、カードローンを使って支払うのも一つの手段です。
カードローンの場合利息を支払う必要性はありますが、電気が止まるデメリットと比べれば大したことがないと思います。
電気料金の支払いに困った場合には、即日融資可能なカードローンを使えば、すぐに支払うことができますよ。