アコムに申し込むとき一番心配なのが審査落ちだと思います。
せっかく申し込んだのに審査落ちしたらお金は借りられませんし、信用情報も傷つきます。
それなら最初から申し込まないほうがいいですよね。
そこでこの記事ではアコムの審査基準を紹介していきます。
また審査に通るために大切なポイントや審査落ちになりやすい原因も併せて紹介するので、ぜひ最後まで読んでください。
1.アコムの審査基準は?どんな内容をチェックしているの?
アコムの審査に通るためには返済能力があることが求められます。
アコムにとって一番困るのは、貸したお金が返済されないことです。
そのため「安定した収入」「年齢が20~69歳」が申し込みの条件となっています。
これらを確認するために主に2つの情報をチェックしています。
・申し込み情報
まず確認するのは申し込み時に入力された基本的な情報です。
|
入力された情報はそれぞれスコアリング化され、一定以上の点数の場合に仮審査を通過できる形になります。
細かい採点基準は非公開ですが、申し込み情報でスコアが高くなるのは「安定」に関係している部分です。
例えば、アルバイトや契約社員よりも正社員や公務員の方が収入が安定していますよね。
また勤務先も大企業の方がつぶれる可能性が低く、安定しています。
このように安定に関わる情報が多いと審査に通りやすくなります。
・信用情報
次にチェックされるのが信用情報です。
信用情報には信用情報機関に登録されている以下の情報などがあります。
- 申し込み者の情報(氏名や住所、勤務先など)
- ローンの借入・返済状況
- クレジットカードの借入・返済状況
信用情報を見て、過去のローンやクレジットカードの返済に問題ないかをチェックします。
また他社からどれくらい借りているかなどもチェックします。
今までの返済で遅れたことがなければ、特に心配する必要はありません。
信用情報では審査で加点される要素はなく、減点の対象がないかをチェックされます。
2.アコムの審査に通る人と落ちる人の違いとは?原因を分析!
安定した収入があり、年齢が20~69歳であれば審査に通る可能性は十分にあります。
しかし、それでも落ちてしまう人も中にはいます。
どういった人が落ちる傾向があるのかを紹介します。
・信用情報に事故情報が載っている
先ほど紹介した信用情報に事故情報が載っている場合には、審査は必ず落ちます。
事故情報とは何かと言いますと
- 債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)をした
- 長期滞納(2~3か月)をした
- クレジットカードやローンで強制解約となった
などを起こした場合になります。
過去に借金返済関連で問題を起こした人だと事故情報が載っていると思ったほうがいいです。
別の言い方ではブラックリストに載るなんて言い方もあります。
事故情報は5~10年間は載り続けるので、情報が消えた後に申し込んでください。
・他社借入件数・金額が多い
次に審査落ちの可能性が高いので、すでに他社で借り入れをしている場合です。
借入件数が3件以上となると、かなり審査に落ちやすいです。
すでに2社からお金を借りているのであれば、アコムに申し込むのではなく今借りているカードローン会社で増額申請をしたほうが借りられる可能性が高いです。
「借入金額によっては総量規制に引っかかる可能性も」
総量規制とは年収の3分の1までしか貸すことができない規制です。
アコムは総量規制の対象になっているので、他のカードローン会社から多額のお金を借りていると総量規制に引っかかり審査に落ちる可能性があります。
例えば、年収300万円の人は総量規制によって100万円までしか借りられません。
すでに2つのカードローン会社から50万円ずつ借りている場合は審査に必ず落ちます。
また総量規制に引っかからない場合でも、他社から借り入れをしているのは審査に不利に働きます。
申込者の情報によっては審査落ちの可能性があります。
・申し込み内容に嘘が混じっている
アコムは担保や保証人が不要でお金を借りられるので、申込者の信用力が大切になります。
そのため申し込み内容に嘘が混じっていると信用を大きく失います。
アリバイ会社を利用したり、書類を偽造したりしたことが発覚した場合には、即強制解約となります。
なので、審査に不利になる情報だからと言って、嘘をつくことなく正直に書くことが大切です。
意図的に偽りの情報を入力した場合はもちろんですが、単純なミスで間違えてしまった場合も審査落ちの可能性が高くなります。
3.今からできる!アコムの審査通過の可能性をアップさせるポイント!
・嘘は書かない
審査落ちの原因でも紹介しましたが、嘘を書けば審査落ちの可能性は高くなります。
アコムは色々な方法で入力した情報が正しいかをチェックしています。
変なところがあれば審査時間が長引きますし、確認の念入りになります。
そのためスムーズに審査を終えるためには嘘は書かないようにしましょう。
また単純な入力ミスがないように、送信する前に一度入力した情報を確認すると安心です。
・同時申し込みをしない
お金に困っているとアコムだけでなくプロミスやSMBCモビット、アイフルなど他のカードローン会社にも申し込む人がいます。
それぞれで審査基準は異なるので、複数に申し込めばどれか一つは審査に通るだろうと考えるからです。
その気持ちも分かりますが、焦って同時申し込みをするとそれが原因で落ちることがあります。
カードローンには申し込みブラックと言って、一度に3社以上申し込むと申し込みの時点で審査に落とされることがあります。
短期間に何社も申し込む人はそれだけお金に困っている証拠です。
それに一度に申し込んだ場合、すべてのカードローン会社の審査が通ったら総量規制を超える可能性もあります。
そういった様々なリスクがあるため自動的に落とされてしまいます。
なので、申し込むのであればアコム1社に限定したほうがいいですよ。
・借入金額を減らす
ここは案外盲点になっている人も多いのですが、最初の審査では借入希望金額は少ない方がいいです。
どうせなら多く借りられた方が便利だからといって、借入希望金額を高額にする人がいます。
多くのお金を借りればそれだけ返済は大変になります。
そのため高い返済能力が求められ、審査も慎重に行われます。
逆に少ないお金ならば、返済も楽なので、返済能力が多少小さくても問題なく審査に通ります。
なので、申し込むときには今必要な金額だけ申し込むことをおすすめします。
・3秒診断を利用してから申し込む
アコムは「年齢」「年収」「カードローン他社お借入状況」の3つを入力することで審査に通るか診断できる3秒診断があります。
表示される可能性があるのは以下の2つです。
「お借入れできる可能性が高いです」
「お客様のご入力情報では、お借入れ可能の判断ができませんでした」
この診断はあくまで簡易的な診断なので、借入できる可能性が高いと言われても審査に落ちることはあります。
ただ借入可能の診断ができないという結果になった場合には、まず審査に通らないと思ったほうがいいです。
他社の借入がある場合には、一度使ってから申し込んだほうが無駄な申し込みを防ぐことができます。
[acom アコム特徴=""]
4.アコムの審査の流れとは?
アコムに申し込んだ場合の大まかな流れは以下のようになっています。
- 申し込み(ネットなら24時間受付)
- 申し込み内容の確認(メールか電話)
- 一次審査開始(仮審査)
- 仮審査結果の回答
- 本人確認書類や収入証明書の提示
- 二次審査開始(本審査)
- 本審査結果の回答
- 契約の手続き
・アコムの一次審査と二次審査の違いとは?
アコムでは一次審査(仮審査)と二次審査(本審査)の内容を公表していませんが、一般的に一次審査は申し込み情報のスコアリングによる判定となります。
そのため最短30分という短い時間で審査結果が分かるようになっています。
二次審査では、申し込み内容が正しい情報なのかを人の目で判断します。
借入金額が多い場合にはその情報が間違っていないか念入りにチェックされることになります。
また間違った情報があると、確認のために電話をする必要があり時間がかかります。
正しい情報を入力しているのであれば、一次審査が通れば二次審査もほぼ通ると思って大丈夫です。
ただ気を付けたいのは二次審査のタイミングで在籍確認が行われます。
在籍確認が完了しないことには、審査も完了しないので時間がかかります。
5.アコムは何時までなら即日融資が可能なのか?
アコムは最短30分で審査完了です。
しかしだからと言って、23時30分までに申し込めば即日融資してもらえるわけではありません。
即日融資でアコムからお金を借りたければ2つの条件を満たす必要があります。
・アコムの審査時間に間に合わせる
まず審査時間は9時~21時までとなっています。
そのためどんなに遅くとも20時30分までには申し込む必要があります。
しかし、最短30分で審査が必ず終わるわけではなく、場合によっては1時間以上かかることもあります。
特に18時を過ぎたあたりから申し込みの件数は増える傾向にあるので、20時に申し込んでギリギリ即日融資という感じです。
・勤務先の営業時間に間に合わせる
次に意識しなければいけないのは、勤務先の営業時間です。
アコムの審査では在籍確認の電話を行うのが基本で、これが完了しなければ審査は完了しません。
アコム側の審査チェックが終わっても在籍確認ができないことには融資がされないのです。
もし会社の営業時間が18時まででそれ以降人が誰もいなくなるのであれば、その前には申し込んでおく必要があります。
6.アコムの審査に必要な書類
アコムに申し込む場合、必ず必要になる書類は本人確認書類です。
◆本人確認書類
- 運転免許証
- パスポート
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- 健康保険証+住民票や公共料金の領収書など
※マイナンバーは塗りつぶす必要があり
またアコムでの借り入れが50万円を超える場合、もしくは他社と合計して借入金額100万円を超える場合には収入証明書が必要になります。
◆収入証明書
- 源泉徴収票
- 給与明細書
- 確定申告書
- 所得証明書
- 市民税・県民税額決定通知書
7.アコムの審査に落ちたらどうすればいい?
この記事で紹介しているポイントを守れば、アコムの審査に通る可能性は高められます。
しかし、必ずしも審査に通るわけではありません。
何らかの原因があって審査に落ちることもあります。
その原因が解消されるまでは再度アコムに申し込んでも結果は同じです。
もしアコムの審査で落ちた場合には、他の消費者金融カードローンを申し込むことをおすすめします。
カードローン会社ごとに審査基準は若干異なるので、アコムに落ちた場合でもプロミスなら審査に通ることもあるのです。
ただ他のカードローン会社でも
- 信用情報に事故情報が載っている
- 他社借入件数・金額が多い
という場合には審査落ちの可能性が高いです。
特に審査に落ちる心当たりがないのに審査に落ちた場合には審査に通る可能性は十分にあります。
・再申し込みは1か月に1回まで
他のカードローン会社に申し込むときに注意したいのは、申し込みブラックです。
同時申し込みはいけないと上の方でも説明しましたが、短期間に複数のカードローン会社に申し込みをすると申し込みブラックとなって、審査に落ちやすくなります。
短期間に3社以上と一般的に言われているので、もしアコムの審査に落ちた場合には次も1社だけに絞ったほうがいいです。
1か月の間にそれ以上申し込んでも、自動的に落とされる可能性があります。