- 他社借入がある状態で学生ローンを申し込むと審査に落ちるのか?
- 他社借入件数や金額を嘘をついた場合、学生ローン会社にバレるのか?
- 学生ローンは総量規制の対象?他社借入で制限される?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事では学生ローンの他社借入について詳しく説明していきます。
1.他社借入があると学生ローンの審査は不利になるのか?
学生ローンを利用するとき、他の学生ローンでお金を借りていたり、カードローンをすでに利用しているという場合もあるかと思います。
そんな時、他社借入があると学生ローンの審査に不利に働いてしまうのでしょうか?
結論を言いますと、他社借入は学生ローンの審査に不利に働きます。
他社借入があると必ず審査に落ちるというわけではありませんが、借りにくくなります。
他社で借り入れがあるということは、それだけお金に困っている証拠になります。
お金に困っている人に追加でお金を貸してしまったら、貸し倒れになるリスクが高いので、審査に通りにくくなるのです。
例えば、バイトで5万円稼いでいるといっても、もし借金返済に2万円使っているとしたら、残り自由に使えるお金は3万円しかないことになります。
同じように5万円稼いでいる人と比べた場合、どうしても審査に通る可能性は低くなってしまいます。
・学生ローンは総量規制で年収の3分の1以上の金額を借りることができない
審査の面においても、他社借入はマイナスの影響を及ぼします。
それとは別に法律的に学生ローンの審査が通らない場合があります。
それが総量規制と言って、年収の3分の1以上の金額を借りることができないという法律です。
これは法律なので、年収の3分の1までお金を借りている場合には、無条件で審査に落ちることになります。
例えば、
バイトで月5万円稼いでいる場合は年収60万円なので、最大で20万円まで
バイトで月8万円稼いでいる場合は年収96万円なので、最大で32万円まで
という風になっています。
他社借入と合わせて、総量規制を超えるような金額を借りることはできません。
すでに他社からいくら借りているのかを把握して総量規制を超えない金額を借りるようにしましょう。
2.学生ローンの申し込み時に他社借入で嘘をつくとバレるのか?
学生ローンの申し込みで他社借入は審査に不利に働きます。
そのため学生ローンの審査に通すために「他社借入がない」と嘘をつくことを考えるかもしれません。
もし他社借入件数や金額について嘘をついた場合、学生ローン会社にバレるのでしょうか?
結論を言いますと、嘘をついた場合バレます。
学生ローン会社では、信用情報機関に情報を問い合わせています。
信用情報機関には、過去の申し込み情報や他社の借入状況、返済状況などが載っています。
そのため信用情報を見ることで、他社借入があるかどうかを簡単に調べることができるんです。
仮に嘘をついたところで簡単にバレてしまいますし、嘘をついたということで審査に通らなくなります。
せっかく審査に通る可能性があっても、嘘をつくことで学生ローンの審査に落ちるということです。
他社借入がある場合には、絶対に申し込みの時に嘘をつかないようにしてください。