- マイカーローンの返済額の平均は月額いくら?
- マイカーローンの返済額や返済期間を後から変更することはできる?
- マイカーローンの返済期間は平均何年?3年・5年・10年のうちどれ?
- マイカーローンの返済期間によって支払う利息はどれくらい違うのか?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事ではマイカーローンの返済額と返済期間について詳しく説明していきます。
1.マイカーローンの返済期間の最短と最長はどれくらい?
マイカーローンを組むときには、自分が支払うことができる返済計画を立てることになります。
その時返済期間はどの様に設定できるのでしょうか?
多くのマイカーローンでは
- 最短:6か月
- 最長:10年
で返済期間を決めることができるようになっています。
返済期間を延ばせば、その分だけ毎月の返済額を減らすことができます。
・返済額や返済期間よってどれくらい利息が変わるのか?
マイカーローンでは毎月の返済額を少なくし、返済期間を延ばせば支払う利息が多くなります。
ただどれくらい利息が変わるのかというのをよく分からない人も多いと思います。
そこで200万円の車で金利4%の場合、返済期間によって支払う利息がどう変化するのかをまとめました。
返済期間 | 返済金額 | 支払利息 |
1年 | 170,299円 | 43,590円 |
3年 | 59,047円 | 125,710円 |
5年 | 36,833円 | 209,946円 |
7年 | 27,338円 | 296,359円 |
10年 | 20,249円 | 429,883円 |
返済期間が1年と10年では、10倍近く支払う利息が増えてしまいます。
また金利というのが、元本がベースとなって利息が決まるので、早めに支払うことで利息を減らすことができます。
なので、頭金が払える場合には、払ったほうが支払利息は安くなりますよ。
2.マイカーローンの返済額や返済期間の平均は?理想はどれくらい?
上でも紹介したように、マイカーローンを組むとき、返済額を減らし返済期間を延ばすと、支払う利息が多くなってしまいます。
そのため多くの人はマイカーローンで設定できる最長の期間を設定しません。
返済期間の平均としては、3~5年というのが一般的です。
返済額の平均については、購入する車や収入によって変わってくるので一概には言えませんが、3~6万円ほどが一般的です。
・どれくらいの返済額や返済期間がベストなのか?
マイカーローンを組むときに、大切なのは無理のない返済計画を立てることです。
正直将来何が起こるか分からないので、3~5年で返済するにしても、途中で返済が苦しくなることがあります。
長期的な返済だからこそ、ゆとりのある返済計画を立てることが大切なのです。
そうった返済計画を立てる場合の目安としては、毎月の返済額が月収の20~25%以内に収まるようにするということです。
例えば
- 年収200万円:3~4万円
- 年収300万円:5~6万円
- 年収400万円:6~7万円
これが月収の20~25%程度になります。
返済額がこれくらいに収まるように、支払い回数を調整するようにしましょう。
ただ気を付けたいのは、マイカーローン以外にも借金をしている場合です。
その場合には「マイカーローンの返済額+他の借金の返済額」が30%以内に収まるように返済計画を立てたほうがいいです。
早く返済したい場合であれば、繰り上げ返済を使うことができるので、まずは無理のない返済計画で返済をしていくことをおすすめします。
3.マイカーローンの返済額や返済期間は後から変更可能なのか?
マイカーローンを組んだ当時は問題なく支払える金額で返済計画を立てたとしても、転職をしたりリストラにあったりなど、収入が減ってしまうこともあるかと思います。
そんな場合、マイカーローンの毎月の返済額を減らしたり、返済期間を延長したいですよね。
しかし、残念ながら、原則として返済額や返済期間は変更することはできません。
金融機関によっては、全く受け付けてくれない所もあります。
中には相談して、金融機関が認めた場合には、返済額や返済期間を変更できる場合もあります。
もしマイカーローンの返済に困ったときには、一度金融機関に相談してみることをおすすめします。
・相談しても返済額や返済期間を変更できなかった場合に対処方法
返済額や返済期間の変更が可能な金融機関であっても、必ずしも認めてくれるわけではありません。
どうしても返済額や返済期間を変えたい場合には、借り換えという方法があります。
別の銀行でマイカーローンを組むことによって、返済額や返済期間を改めて設定することができます。
返済額を減らしたり、返済期間を延ばすことによって、利息が増えるというデメリットはあります。
問題を先送りにするだけになることもあるので、そうならないように慎重に返済計画を立てるようにしましょう。