バイクの情報を見ていると、高いバイクに乗りたくなります。
高いバイクの方が性能もいいですし、デザインもかっこいいことが多いです。
しかし学生だと収入も少なく、貯金も少ないので、一括でバイクを買える人は少ないと思います。
ローンを組んでバイクを買いたいという学生もいるかと思います。
そこでこの記事では学生がローンを組んでバイクを買う方法について詳しく説明していきます。
学生がローンを組んでバイクを買うときの注意点も併せて紹介するので、是非最後まで読んでください。
1.学生でもバイクローンを組むことはできるのか?
まず結論から言いますと、学生だとバイクローンを組むのは難しいです。
ローンを組んでバイクを購入することができないわけではありません。
バイクローンを組むには最低限申し込み条件をクリアする必要があります。
多くのローンでは
- 20歳以上
- 安定した収入があること
が申し込み条件となっています。
そのため高校生や18歳、19歳の大学生などの未成年の学生は申し込むことができません。
例外的に未成年の大学生でも借りられるのは学生ローンとなっています。
学生ローンについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
またアルバイトをしておらず収入がない場合にも申し込むことができません。
・銀行のバイクローンの場合は年収の制限がある
バイクローンの中で一番安い金利で借りられるのが、銀行のマイカーローンです。
マイカーローンは車のローンと思うかもしれませんが、バイクの購入に使ってもOKです。
銀行のマイカーローンでは、申し込み条件に前年度の収入の下限が設定されていることが多いです。
厳密な数字は銀行ごとに変わりますが、年収200万円以上になっていることが多いです。
月10万円アルバイトで稼いでいても120万円ですから、マイカーローンの申し込み条件を満たせる学生はまずいないと思います。
バイク店のバイクローンやカードローンなどに申し込むのが現実的な手段となります。
・学生は収入が不安定だから審査に不利
申し込み条件を満たしていても、審査に通るとは限りません。
学生は収入が不安定なため審査に不利に働くのです。
例えば
- 試験前で勉強に集中したいからアルバイトの時間を減らす
- 就職活動に忙しくてアルバイトの時間が減らす
など安定した収入を得にくい環境にあると言えます。
今は問題なくローンを返済できたとしても、1年後にはどうなっているか分かりません。
ローンの金額が多くなればなるほど、貸し倒れのリスクが高くなるため審査には通りにくいというのが現状です。
30万円以上となるとかなり厳しいです。
問題なく借りられるのが10万円、頑張っても20万円までという風に思っておいた方がいいです。
2.学生でも借りられるバイクローンを紹介!
・ディーラーやバイク店のバイクローン
学生が申し込むことができるバイクローンはディーラーやバイク店が扱っているローンとなります。
20歳以上でアルバイトなどの収入があれば、申し込むことはできます。
※ディーラーローンは学生は断られる可能性があります。
ただ申し込めたからと言って審査に通るとは限りません。
上でも説明したように学生は審査に不利なので、申し込んでも審査に落ちる可能性が高いです。
特に高額になるとその分審査が厳しくなります。
安いバイクを買う、頭金を用意するなどローンの金額が少なくなるように工夫をする必要があります。
またデメリットとして、ローンを完済するまではバイクの所有権がディーラーや提携している信販会社になります。
普通にバイクに乗ることはできますが、勝手に売却できません。
バイクを買い替える場合にはローンを完済してからとなります。
「親の同意が必要になる場合も」
バイクローンの中には学生だと親の同意や保証人が必要になる場合があります。
そのため親に内緒で借りたい場合にはディーラーやバイク店のバイクローンを利用するのは避けたほうがいいです。
・消費者金融のカードローン
消費者金融のカードローンであれば、銀行やディーラーなどのバイクローンと比べて審査に通りやすいです。
また20歳以上で安定した収入があれば、学生でも審査に通る可能性は十分にあります・
ただ学生の場合、借入限度額が10万円以下に設定されることが多いです。
借りられても10万円程度となるので、頭金なしでバイクを購入するのは難しいかもしれません。
なので、バイクの購入費用があとちょっと足りない場合に使うことをおすすめします。
3.バイクの購入費用以外にもかかるので注意!
バイクをローンで購入するのは一つの手段としてありです。
ただ学生の場合は、学業もありアルバイトをしている時間はそれほどありません。
収入が少ないので月々1~2万円の返済であっても、苦しい生活になりやすいです。
またバイクに乗る場合には、ヘルメットやグローブ、バイクカバーなど様々なバイク用品が必要です。
購入金額+αがかかることをあらかじめ計算に入れておく必要があります。
購入時以外にもガソリン代がかかったり、保険代がかかったり、メンテナンス費がかかったりと維持費がかかります。
バイクに乗り始めると、いろいろな出費がかさむので、ローンを組んでも返済計画が甘いと返済できなくなる可能性もあります。
返済金額にもよりますが、毎月2~3万円はバイクのために使うことになります。
それだけのお金をバイクに使っても大丈夫な場合のみ、ローンを組んでバイクを買ったほうがいいと思います。
試験前や就職活動、卒業論文など忙しくなる時期だろうと関係なしに、借金の返済は必要になります。
今だけでなく忙しい時期でも問題なく返済できるかをしっかり考えましょう。
もしローンの返済を長期滞納してしまうと、クレジットカードが使えなくなったり、ローンの審査が通らなくなります。
自分の収入にあったバイクを買うことが大切です。