- カードローンの審査に落ちる理由は一体何なのか?
- カードローンの審査を通る確率を高めるために絶対に守りたいポイントとは?
- カードローンの審査落ちしてから再申し込みまでどれくらいの期間を空ければいい?
- カードローンの審査期間は何日くらいかかる?
- カードローンの審査ではどんな内容をチェックされるのか?
- カードローンの申し込みをするときに必要な書類とは?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事ではカードローンの審査について詳しく説明していきます。
1.カードローンの審査を通すためのポイントとは?
まずカードローンを申し込むときには、申し込みの最低条件があります。
- 20歳以上69歳以下(上限年齢はカードローン会社によって多少異なる)
- 安定した収入がある人
最低でもこの2つをクリアしていなければ、どのカードローン会社に申し込んでも審査落ちしてしまいます。
例えば
- 19歳の学生がカードローンに申し込んでも審査に落ちる
- 無職の人がカードローンに申し込んでも絶対に審査に落ちる
ということになります。
20歳以上で収入がしっかりある人であれば、カードローンの審査に通る可能性はあります。
カードローンの審査を通る可能性を高めるために大切なポイントはいくつかあります。
ただ今から属性を変えることは難しいですよね。
例えば、1日で年収を増やしたり、勤続年数を延ばすなんてことはできません。
実はここだけの話、ちょっとしたことを気を付けることで、審査を通す確率を上げることができるポイントがあるんです。
カードローンの審査に通る確率を少しでも高めたいなら以下の4つのポイントを守ってください。
・銀行カードローンより消費者金融カードローンがおすすめ
カードローンの審査に通す確率を高めたいなら、まずは審査に通る可能性が高いカードローン会社を選ぶ必要があります。
カードローン会社選びで参考にしたい目安が「成約率」です。
成約率とは、申込者に対してどれくらいの人が審査に通ったのかを表した割合となっています。
例えば、成約率が10%の場合、10人申し込んだら1人しか審査に通らなかったということになります。
成約率は銀行カードローンよりも消費者金融カードローンの方が高くなっています。
- 銀行カードローンの成約率:20~30%
- 消費者金融カードローンの成約率:40~50%
となっています。
消費者金融カードローンの方が倍近く審査に通る可能性が高くなるというわけです。
どうしてもお金が必要だという場合には、消費者金融カードローンに申し込んだほうがお金を借りられる可能性は高くなりますよ。
・同時に申し込みをするのは2社まで
カードローンの審査に通る可能性を高めるために、複数のカードローン会社に同時に申し込む人はいます。
焦っていると「たくさんカードローンに申し込めば、どれか一つでも審査に通るだろう」と安易に考えてしまいます。
しかし、複数のカードローン会社に申し込むをすることが審査に悪影響を及ぼすこともあるのです。
複数のカードローン会社に申し込んでいるということは、それだけお金に困っている証拠になってしまいます。
そんなリスクの高い人はカードローン会社はお金を貸したくないのです。
またもし1度に何社もの審査が通ると、短期間で多額のお金を借りることができてしまいます。
その人の返済能力を超えてお金を借りることができてしまうので、それを避けるためにも審査に落とすことがあるのです。
なので、申し込むカードローン会社は多くても2社まで、できれば1社だけに申し込むのがおすすめです。
余計なところで足を引っ張らないためにも、1社ずつ申し込むことをお勧めします。
・借入希望金額は必要最低限にすることで収入証明書なしで審査を通せる
カードローンに申し込みをするとき、いざというときに借りられるように必要な金額よりも高い金額を希望する人も多いです。
しかし、審査に通す可能性を高めたいなら、借入希望金額は必要最低限の金額にしたほうがいいです。
例えば、5万円借りる人と100万円借りる人、どちらの方が慎重に審査を行うのかと聞かれたら、当然100万円借りる人ですよね。
いきなり高額融資を希望する人はそれだけお金に困っているリスクの高い人と判断されることもあります。
また以下の2つの場合に、収入証明書の提出が求められます。
- 1社での借入金額が50万円を超える場合
- 他社との合計の借入金額が100万円を超える場合
収入証明書なしでカードローンを申し込むためにも、借入希望金額は必要最低限の金額にしたほうがいいのです。
ちなみに一度審査に通ってしまえば、あとから増額の申請を出すこともできます。
借入や返済を繰り返して信用が高まっていれば、増額の申請も通りやすくなります。
仮に増額の審査に落ちたとしても、解約になるわけでもないので、安心です。
・お試し審査を利用して審査に通るかチェックする
カードローンの審査に申し込むときには、いきなり本審査に申し込むのではなく「お試し審査」や「借入診断」で審査に通るかチェックすることをお勧めします。
お試し審査で通らないようであれば、本審査に申し込んでも審査に通ることはありません。
無駄に申し込むことを防ぐためにも、一度お試し審査を利用してみることをお勧めします。
ただお試し審査の内容は比較的甘めの判断になっています。
そのためお試し審査で「融資可能と思われます」と表示されても、審査に落ちることがあります。
あくまで目安で必ず通るわけではないので注意してください。
2.おすすめのカードローン会社
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3.カードローンの審査落ちする3つの理由とは?
・信用情報が傷ついている
カードローンの審査では、信用情報をチェックします。
信用情報には、クレジットカードの返済状況やローンの返済状況などの情報が載っています。
カードローン会社は信用情報の状態を、非常に重視してチェックしています。
信用情報を見れば、過去にクレジットカードやローンの返済を延滞したかどうかというのが分かります。
過去に延滞・滞納を繰り返しているような人は、今後も延滞する可能性が高いですよね。
カードローン会社にとっては貸し倒れするリスクが高い人という判断をされるわけです。
- クレジットカードの支払いを遅れたことがある
- 他のカードローン会社の返済を滞納したことがある
- 携帯料金の支払いが遅れたことがある(携帯やスマホの本体を割賦払いで購入した場合)
- 奨学金の返済を延滞したことがある
などローンや分割払いなどの支払いに遅れた経験がある場合には、信用情報が傷ついています。
1か月以下の延滞が1回程度であれば、うっかり支払いを忘れた可能性があるので、それほど問題にはなりません。
しかし、短期間の延滞でも何回も繰り返していたり、2か月以上の長期延滞をしたことがある場合には、審査に通る可能性はほとんどありません。
信用情報が傷ついていると、審査に落ちる可能性が非常に高くなります。
・すでに他のカードローン会社からお金を借りている
カードローン会社は自社からの借入だけでなく、他社の借入状況もチェックしています。
信用情報を見ることによって、他社の借入件数や借入金額を見ることができるようになっています。
他社からもお金を借りているということは、それだけお金を借りる金額が増えるということになります。
借金額が増えれば当然貸し倒れのリスク高くなるので、審査に落ちる確率が高くなるのです。
他社の借入件数が1社ぐらいであれば、特に問題はありませんが、すでに2社、3社と借りている場合には審査に通る可能性は非常に低くなります。
もしすでにカードローン会社を利用しているのであれば、新しく申し込むよりも増額申請をしたほうが申し込みが通る可能性が高いです。
・勤続年数が短すぎる
カードローンはアルバイトやパートでも申し込むことができますし、審査に通る可能性は十分にあります。
しかし、勤続年数が2~3か月と短いと、安定した収入があると判断されにくいです。
例えば、単発のバイトで10万円を稼いだとしても、それが続かなければ安定した収入があるとは判断されません。
それよりも何年も毎月5万円を安定して稼いでいる人の方が審査に通る可能性は高くなります。
勤続年数が短いからと言って、必ず落ちるわけではありませんが、半年以上は働いている方が審査は通りやすくなります。
理想の勤続年数を言えば、1年以上となります。
4.カードローンの審査でどんな内容をチェックされるのか?何が有利になる?
カードローンを申し込むときには以下のような内容を入力することが多いです。
申込者本人について
- 氏名
- 生年月日
- 性別
- 電話番号
- 固定電話の有無
- メールアドレス
- 運転免許証の有無
勤務先について
- 雇用形態
- 年収
- 勤務先名
- 勤務先住所
- 勤務先電話番号
- 勤務先の規模
- 入社時期
住居・家族構成について
- 住所
- 持ち家か賃貸か
- 子どもの有無
- 同居人の有無
その他
- 保険証の種類
- 他社での借入件数・借入金額
- 希望借入額
これらの情報から安定した収入があるかどうかや、返済能力が高いかどうかなどをチェックしています。
具体的にどんな内容をチェックしており、何が審査に有利に働くのかについて詳しく説明していきます。
・年収の高さよりも収入の安定性の方が審査に有利
カードローンの申し込みをするとき「年収が高い方がいい」と思う人はとても多いです。
確かに年収が高い方が返済能力が高いと判断されやすいです。
でも、実は年収よりも安定した収入がある人の方が審査が通りやすいんです。
年収が少ないと借りられる金額は減ってしまいますが、安定した収入があれば審査には十分通る資格があるんです。
例えば、
- ホスト(水商売):年収400万円
- 正社員:年収250万円
どちらの方が審査に通りやすいかというと、正社員の方が審査に通りやすいんです。
水商売の場合は、収入の波が激しいので、月100万円稼いだ翌月には15万円まで減るなんてこともあります。
そういう人は将来的に返済ができない可能性が高くなるので、審査には不利になるんです。
それよりも収入が多くなくても、毎月安定した収入を得られる人の方が審査には有利になっています。
例えば
- 正社員
- 公務員
- 大手企業で働いている
- 今の職場で1年以上働いている
といった属性を持っている方が審査に有利に働きます。
逆に
- 非正規雇用
- フリーター
- 零細企業で働いている
- 今の職場に2~3か月しか働いていない
という属性の場合には審査に不利に働きます。
・同居家族や共働きの家族構成が審査に有利
家族構成によって自由に使えるお金の金額が変わってきます。
例えば、
- 35歳で年収500万円、家族構成(専業主婦+子供2人)
- 35歳で年収400万円、家族構成(独身)
どちらの方が審査に通りやすいかというと後者の独身の男性の方です。
配偶者が専業主婦で子供が二人もいるとなると、何かと出費がかさみ生活費が多くかかります。
独身の一人暮らしなら、それほど生活費がかかるわけではないので、自由に使えるお金が多く、返済能力が高いと判断されやすいです。
どういった家族構成がカードローンに審査に有利・不利に働くのかを具体的に紹介していきます。
「審査に有利な家族構成」
- 共働きの夫婦
- 親と同居している
共働きの夫婦の場合、収入が多くなりますし、生活費の負担が分散されます。
また、もし申込者が払えなくても、配偶者が代わりに支払ってくれる可能性が高くなります。
また親や配偶者と同居しているということは、一人で夜逃げをして連絡がつかなくなる可能性が低くなります。
カードローン会社は貸し倒れになることを嫌うので、連絡がつきやすい人の方が審査に有利に働きます。
「審査に不利になる可能性がある家族構成」
- 子供がいる家庭
- 専業主婦(専業主夫)の家庭
子供や配偶者がいることで、安定性を求める傾向があり、転職や転居などをしにくいので、審査に有利という見方もあります。
しかし、子供がいる家庭や専業主婦の家庭の場合、生活費の負担が重くなり、年収の割には返済能力が低くなってしまいます。
すでに他社でお金を借りている場合には、年収に余裕があっても審査に落ちる可能性が高くなります。
まだどこからもお金を借りていない状態であれば、それほど審査に悪影響は及ぼさないと考えられます。
「カードローン会社によって家族構成の重要度が変わる」
家族構成によって多少審査に影響はありますが、それほど大きなものではありません。
というのも、カードローン会社ごとに家族構成の入力項目は異なっています。
カードローン会社ごとに差が出るということは、それほど重要な指標ではないからどっちでもいい情報だと考えられます。
家族構成について詳しく入力する必要がある場合には、そのカードローン会社は家族構成を重要視している可能性があります。
家族構成に不安が残る場合には、他のカードローン会社に申し込むといいですよ。
・賃貸よりも持ち家が有利!居住年数は長い方が審査に有利
家を買うことができるほどお金に余裕があるということになるからです。
住宅ローンを組んでいる場合でも、住宅ローンの審査は非常に厳しいので、それに通っているというだけでもある意味信用されているということになります。
カードローン会社としては、万が一滞納したときに連絡がつかなくなると貸し倒れのリスクが高くなるので嫌がります。
居住年数が短く、住んでいる場所がコロコロ変わるような人は連絡がつかなくなる可能性が高くなるので審査に悪い影響となります。
持ち家だとなかなか引っ越すことはなく連絡がつきやすいので、審査に有利に働きます。
そういった観点から見て、賃貸の場合でも居住年数が長ければ審査に有利に働きます。
・他社の借入が少ない方が審査に有利
カードローン会社は審査時に他社の借入状況をチェックしています。
すでに他のカードローン会社からお金を借りているということは、それだけ借金が増えやすい状況にあることを指します。
またすでに他社から多額の借金を抱えているのであれば、当然返済能力が低いと判断されます。
他社の借入件数が少なく、借入金額も少ない方が審査に有利に働きます。
ただ他者から借り入れがあるからと言って必ず落ちるわけではありません。
1社程度ならば、それほどマイナスの影響度は低いです。
すでに2社3社と借りている場合には、他の属性がよくないと審査に落ちる可能性が高くなります。
また消費者金融カードローンを利用する場合には、総量規制と言って年収の3分の1までしかお金を借りることができません。
これは他社との合計の借入金額になるので、総量規制に引っかかる場合も審査に落ちてしまいます。
5.カードローンの審査に出すときに必要な書類とは?
・本人確認書類は必ず必要な書類
カードローンの申し込みをするときには、申し込み者が本人であるかを確認するために書類を提出する必要があります。
本人確認書類は必ず必要な書類となっています。
カードローンの審査をスムーズに進めるためにも事前に手元に用意しておいた方がいいですよ。
「本人確認書類に使える書類」
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 健康保険証+住民票
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 外国人登録証明書
・収入証明書は借入金額によっては必要な場合も
収入証明書は借入金額によって必要になります。
- 1社の借入金額が50万円を超える場合
- 他社の合計借入金額が100万円を超える場合
に収入証明書の提出が求められます。
借入希望金額を少なくすることで、収入証明書なしでカードローンの審査を通すことができます。
ただ申込内容に怪しい点があったり、審査担当者が不審に思った場合には、借入金額に関係なしで収入証明書の提出を求められる場合があります。
めったにあることではありませんが、こういった場合もあることを知っておいてください・
「収入証明書類に使える書類」
- 源泉徴収票
- 所得証明書
- 税額通知書
- 確定申告書
- 給与明細書
5.カードローンの審査に落ちてから再申し込みまでどれくらいの期間を空ければ大丈夫なのか?
再申し込みをしようと思えば、どのタイミングでも申し込むことはできます。
ただ短期間で何社ものカードローン会社に申し込んでいると、申し込みブラックという状態になります。
カードローン会社が申し込みブラックという制度を作っているわけではありませんが、短期間で何社ものカードローン会社に申し込んでいる人は「お金に困っている人」と判断されやすいです。
そのため審査にマイナスの影響を与えることになります。
理想を言うのであれば、半年間は控えたほうがいいです。
信用情報機関に登録された申し込みの情報は半年で削除されることになります。
つまり、半年経てば申し込んだことがカードローン会社に分からなくなるということになります。
ただ中には半年も待つことはできないという人もいるかと思います。
その場合には1か月間に2社までに抑えることお勧めします。
それ以上短期間にたくさんのカードローン会社に申し込んでも審査に通る可能性は低くなります。
やみくもにたくさん申し込むのではなく、成約率が高いカードローン会社に申し込むことをお勧めします。
・過去に一度落ちたカードローン会社に再申し込みできるのか?
過去に一度落ちたカードローン会社に再申し込みはできます。
しかし、属性に変化がなければ、結果は同じで、再び審査に落ちることになります。
例えば、
- 前よりも年収が増えた
- フリーターから正社員になった
- 零細企業から大手企業に転職した
など属性がよくなった場合でないと、再申し込みをしても審査に落ちてしまいます。
使い勝手や金利的に魅力を感じるからと言って、過去に落ちたカードローン会社に申し込むことはあまりお勧めしません。
カードローン会社ごとに審査基準も異なるので、他のカードローン会社に申し込みをしたほうが審査に通る可能性が高くなりますよ。
6.カードローンで嘘をついたほうが審査に通る可能性は高くなるのか?
カードローンの申し込みをするとき、基本的には自己申告となります。
そのため審査に不利な内容については、嘘をついたほうが審査に通る可能性が高くなるのではないかと思うかもしれません。
しかし、審査に大きな影響を及ぼす項目ほど、嘘がバレる可能性が高くなっています。
例えば、他社の借入をしているのに、借りていないことにしても、カードローン会社には一発で分かります。
信用情報を見れば、あなたがどこの業者からお金をいくら借りているのかは調べることができます。
審査に不利に働くからと言って、嘘をついてしまえば、それが原因で審査に落ちてしまいます。
平気で嘘をつくような人は信用できないので、お金の返済もきちんと行わない可能性が高いからです。
なので、カードローンに申し込むときには、嘘はつかず正直に記入するようにしましょう。
ちなみに仮に虚偽の内容で申し込んで、審査に通ったとしても、あとでバレた場合には、強制解約させられてしまいます。
強制解約となると、その時に残っている借金は一括で返済しなければいけません。
返済できないようであれば、裁判を起こして給料や財産を差し押さえるという強硬手段をとってきます。
嘘をついてお金を借りる人に対しては、カードローン会社も厳しく対応をしてきます。
いくらお金を借りたいからと言って、申し込み時に嘘をつくことは絶対にやめましょう。