- カードローン会社の無利息サービスを比較すると何が違うのか?
- 30日間無利息を使って最大限お得するためのポイントとは?
- 低金利の業者と無利息期間ありの業者のどちらがお得なのか比較してみた
- 無利息期間ありのカードローンを選ぶことは本当にお得なのか?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事ではカードローン会社の無利息期間について詳しく説明していきます。
1.カードローンの無利息期間を使えば金利0%でお金を借りることができる!
カードローンの無利息期間というのはその名の通り、期間中は金利0%でお金を借りることができるサービスになっています。
期間は限定されますが、あり得ないほどの低金利でお金を借りられます。
金利18%で10万円借りた場合、30日間で発生する利息は1479円となります。
無利息サービスを使えば、この利息を支払わなくて済むということになります。
また無利息期間中に完済すれば、利息0円でお金を借りることができます。
例えば、給料日前にどうしてもお金が必要という場合、無利息サービスを利用すれば、給料日が来た後に完済することで利息を払うことなくお金を借りることができるというわけです。
前借でお金使いたいというときには、うまく利用するといいですよ。
2.無利息期間のあるカードローン会社と利用条件
無利息サービスを行っているカードローン会社は、無利息期間を30日に設定していることが多いです。
ただカードローン会社ごとに無利息サービスの利用条件が異なります。
少しの違いなのですが、それによってカードローンの利用の仕方が変わってきます。
まず共通している条件としては「初回契約のみ」となっていることです。
過去に一度契約しており、再契約したという場合には、無利息サービスを利用することはできません。
また新たにカードローンを利用するという場合には、まだ利用していないカードローン会社を利用することをお勧めします。
各カードローン会社の無利息期間と利用条件を表にまとめました。
カードローン会社名 | 無利息期間 | 利用条件 |
アイフル | 契約日の翌日から30日間 | |
アコム | 契約日の翌日から30日間 | 返済日を「35日ごとに設定」 |
プロミス | 初回借入日の翌日から30日間 | メールアドレスの登録 Web明細利用の登録 |
レイクALSA | 全額:契約日の翌日から30日間 5万円まで:契約日の翌日から180日間 |
この中でも、特に注意をしたいのが「無利息期間」です。
カードローン会社によって「契約日の翌日から」なのか「初回借入の翌日から」なのかが違ってきます。
契約日の翌日から30日間の場合、お金を借りていなくても無利息期間が消化されてしまいます。
初回借入の翌日から30日間であれば、お金を借りていない時には無利息期間は消化されません。
例えば、8月31日に契約して9月10日にお金を借りた場合
- 契約翌日からの場合の無利息期間:9月1日~9月30日(実質9月10日~9月30日までの21日間)
- 初回借入翌日からの場合の無利息期間:9月11日~10月10日
あなたがいつお金を借りるかによって、どのカードローン会社を選べばいいかが変わってきます。
無利息期間で損することがないように、カードローン会社を選びましょう。
・無利息期間が終わったらどうなるのか?
無利息期間が終わった場合、終了日の翌日から利息が発生することになります。
無利息期間が終わったからと言って、今までの利息が追加されるわけではありません。
基本的に利息は日割りで計算されることになるので、無利息期間が終わったら通常の利息が発生すると思っておけば大丈夫です。
例えば、9月30日に無利息期間が終わり、10月5日が返済日の場合、5日間の利息が発生するということになります。
3.カードローンで30日間無利息サービスを使うときの注意点
・30日間=1か月ではない
たまに勘違いしている人がいますが、30日間=1か月ではない点には注しましょう。
例えば、10日に借り始めて、翌月の10日に返済するという場合、1か月が31日ある月だと1日分の利息が発生することになります。
1日分だけなので、それほど高額な利息が発生するわけではありませんが、無利息だと勘違いしないようにしましょう。
・無利息期間も返済をしなければいけない
無利息期サービスを利用するとき、無利息期間中に借金を完済すればいいと思い、無利息期間が切れるギリギリに返済をすることを予定している人もいるかもしれません。
しかし、無利息期間中であっても、返済日が来た場合には返済を行わなければなりません。
どのタイミングで初回の返済日が来るかは、カードローン会社によって若干異なりますが、早ければ同月で返済を行わなければなりません。
返済期日 | 借入日 | 初回ご返済期日 |
毎月 5日 | 1日~19日 | お借入日の翌月のご返済期日 |
20日~末日 | お借入日の翌々月のご返済期日 | |
毎月 15日 | 1日~末日 | お借入日の翌月のご返済期日 |
毎月 25日 | 1日~9日 | お借入日の同月のご返済期日 |
10日~末日 | お借入日の翌月のご返済期日 | |
毎月 末日 | 1日~14日 | お借入日の同月のご返済期日 |
15日~末日 | お借入日の翌月のご返済期日 |
引用:プロミスの初回返済期日
このように返済日の設定の仕方によっては、30日以内に返済日が来ます。
その時には必ず返済をしなければいけないので注意をしてください。
万が一返済に遅れた場合には、遅延損害金が発生します。
せっかくの無利息期間なのに、遅延損害金が発生したら、余計なお金を取られることになります。
無利息期間中に完済を目指している場合には、返済日には注意をしましょう。
4.無利息期間があると金利的にどれくらいお得なのか?
カードローン会社を選ぶときに金利を意識して選ぶ人はとても多いです。
ただ無利息期間があるカードローン会社を選ぶと上限金利が18%高いと高いことが多いです。
それなら金利が安いカードローン会社を選んだほうがお得なのではないか?と考えるのは普通です。
ただ利息というのは、返済期間が延びれば延びるほど多くかかってくることになります。
長期間の返済になると、金利の差によって利息の金額が大きく違ってくるというわけです。
そこで20万円借りた場合「金利18%」「金利18%30日間無利息あり」「金利14%」で利息がどれくらい発生するのかを比較してみました。
返済回数(完済) | 利息(金利18%) | 利息(金利18%) 30日間無利息 |
利息(金利14%) |
1回 | 2,958円 | 0円 | 2,301円 |
2回 | 4,511円 | 1,479円 | 3,506円 |
3回 | 6,028円 | 3,018円 | 4,683円 |
4回 | 7,554円 | 4,560円 | 5,866円 |
5回 | 9,087円 | 6,103円 | 7,052円 |
6回 | 10,627円 | 7,649円 | 8,242円 |
7回 | 12,176円 | 9,197円 | 9,439円 |
8回 | 13,731円 | 10,748円 | 10,638円 |
このシミュレーション結果を見てわかるように、完済まで8回以上かかると、金利が14%の安い金利のカードローン会社で借りたほうがお得ということが分かります。
ただ7回以内に完済するのであれば、金利18%であっても30日間無利息期間があったほうがお得になります。
7か月以内に完済する予定があるなら、30日間無利息サービスを利用したほうがお得ということになります。