- カードローンの一括返済のメリットとデメリットは?
- カードローンの一括返済のやり方とは?
- カードローンの返済でボーナスの一括払いで返済することはできるのか?
- カードローンの返済をするときボーナスと併用して返済する必要があるのか?
- ボーナスを使ってカードローンの返済をするときの注意点とは?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事ではカードローンのボーナス返済について詳しく説明していきます。
1.カードローンはボーナスの一括払いで返済できるのか?
クレジットカードのショッピングなどでは、ボーナス払いというのがありますよね。
まとまったお金が手に入るボーナスを使って、一気に返済をするという返済システムです。
カードローンの一括返済を考えた時に、ボーナス払いを考える人も多いと思います。
カードローンでお金を借りる場合も、ボーナス払いでお金を借りることはできるのでしょうか?
残念ながら、ボーナス払いではカードローンでお金を借りることはできません。
カードローン会社ではボーナス一括払いや2回払いなどには対応していません。
基本的にカードローンは毎月の返済が条件になっています。
・カードローンのボーナスの一括払いはないが、一括返済なら可能!
ボーナス払いだけでカードローンの返済をすることはできません。
しかし、追加返済という形で一括返済をすることはできます。
「毎月の返済+ボーナス払い」と併用する形でカードローンの返済を行うことはできます。
例えば、カードローンで50万円借りた時、毎月3万円の返済をしつつ、ボーナスが手に入ったら残りの借金を一括返済することができるというわけです。
ただ注意したい点が1つあります。
それはボーナスがもらえることを前提で借金の返済計画を立てることは危険です。
ボーナスが必ずもらえるわけではありませんし、金額も予想通りの金額以上もらえるとは限りません。
ボーナスを当てにしていたのに、もらえなかったら、返済することが難しくなってしまいます。
またボーナス払いで物を買ってしまわないように注意してください。
2.カードローンの一括返済の3つのメリットとは?
ボーナスなどを使ってカードローンの一括返済をするときの注意点はありますが、メリットも多いです。
そこでカードローンの一括返済のメリットを紹介していきます。
・返済する借金総額が減る
カードローンの一括返済をすることで、借金総額を減らすことができます。
利息というのは、返済期間が長くなれば長くなるほど、多く支払うことになります。
例えば、50万円の借入、金利18%で、返済期間が6か月と12か月の場合に支払う利息は
6か月:約26000円
12か月:約50000円
返済期間が12か月の方が倍近く多くの利息を支払うことになります。
一括返済で返済期間を短くすることで、支払う利息を大幅に減らすことができるんです。
まとまったお金があるなら、一括返済をしてしまったほうが、節約することができます。
・毎月の返済額を減らすことができる
ボーナスなどを使って一括返済をする予定があるのであれば、毎月の返済額を減らすことができます。
毎月の返済を無理しなくてよくなる分、ゆとりをもって借金を返済することができます。
・利用限度額が増えやすい
一括返済をして完済をしたからと言って、カードローン会社との契約がなくなるわけではありません。
完済後もカードローン会社との契約を続いています。
一度借金を完済すると、カードローン会社からの評価が高くなります。
「この人にはお金を貸しても、きちんと返済してくれる」と判断されるため、今までよりも利用限度額が増えることがあります。
一括返済をすることで、いざというときにまとまったお金を借りやすくなります。
3.カードローンの一括返済のデメリットとは?
・一括返済の手続きが少し面倒臭い
カードローンの一括返済は、借金の返済総額を減らすことができ、利用者にとってはメリットが大きいです。
しかし、カードローン会社にとっては、取れる利息が減ってしまう分、損失となります。
そのためあまり一括返済に対して積極的ではないところが多いです。
一括返済を行うためには、カードローン会社に対して問い合わせの電話を行う必要があります。
なぜ電話による手続きが必要なのかと言いますと、一括返済する日が決定することで、正確な利息を計算することができるからです。
一括返済で借金全額を返済しようと思ったら、返済日までにかかる利息を計算しなければなりません。
また、提携のATMの場合、1000円以下の端数の返済を行うことができません。
なので、端数の部分を残してしまうか、多めに入金するかで対応する必要があります。
多めに入金した場合には、あとから返金手続きを行う必要があります。
このように一括返済の手続きが少し面倒になっていることが多いです。
・手持ちの現金が少なくなる
借金を一括返済してしまうと、手持ちの現金が少なくなってしまいます。
急に病気になることもありますし、急な出費が必要になる場合もあります。
そういったもしもの時の備えがなくなるというのは不安だと思います。
一括返済することで借金の返済総額を減らすことはできますが、ギリギリまで切り詰めて一括返済をするというのはお勧めしません。
ある程度貯金に余裕がある状態で、一括返済をすることをお勧めします。
4.カードローンの一括返済をしたほうがいい場合としないほうがいい場合とは?
結局のところ、金銭的の余裕があれば、一括返済をしたほうがお得ですが、金銭的の余裕がなければ、一括返済せずに分割払いで返済をしていた方がいいです。
そこでカードローンの一括返済をする場合には、
- 手元の貯金の金額
- 直近の出費の予定
- 毎月の家計の状況
を考えることをお勧めします。
・カードローンの一括返済をしたほうがいい場合について
- 一括返済をしても貯金が十分に余る
- 直近の大きな出費の予定はない
- 毎月の家計状態はゆとりがある
このような条件に当てはまる場合には、借金の返済総額を減らすことができるので、一括返済をしてしまったほうがいいです。
多少面倒でも、利息の支払い額に数万円の違いが出るので。
・カードローンの一括返済しないほうがいい場合について
- 一括返済すると、貯金が少なくなる
- 直近に大きな出費の予定がある
- 毎月の家計状態がギリギリ
このような条件に当てはまる場合には、一括返済をしないほうがいいです。
ギリギリの状態で一括返済をしても、再びカードローンで借りることになってしまうので、あまり意味がなくなってしまいます。
何のためにカードローンを使ってお金を借りたのか分からなくなるので、無理な一括返済はやめておきましょう。