- カードローンの借入限度額は収入に対してどれくらいまでなのか?
- カードローンの借入限度額を増額の審査を通す方法とは?
- カードローンの借入限度額いっぱいでもお金を借りる方法はないのか?
- カードローンの借入限度額以上の借り入れをするためにはどうすればいいのか?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事ではカードローンの限度額について詳しく説明していきます。
1.カードローンの借入限度額はいくらまでなのか?
一言で限度額と言っても、カードローンの限度額には2種類あります。
- 融資限度額…カードローン会社が融資できる上限の金額
- 借入限度額…借主に合わせた融資できる上限の金額
例えば、プロミスは融資限度額は500万円となっています。
しかし、実際にプロミスのカードローンに申し込んでも、500万円まで借りれることはほぼありません。
プロミスが借入限度額として50万円に設定された場合には、50万円までしか借りることができません。
ほとんどの人が限度額というと、借入限度額のことを指している人が多いですね。
・カードローンの借入限度額はどうやって決まるのか?
カードローンの借入限度額は、一体どのようにして決めるのかというと、申込者の属性で決まってきます。
どういった項目を見られて、借入限度額を決定しているのかと言いますと以下のような情報です。
- 収入(年収が高い方が有利)
- 職業(安定した職業や社会的地位の高い職業が有利)
- 勤続年数(勤続年数が長い方が有利)
- 居住形態・居住年数(同じところに長年住んでいる方が有利)
- 他社の借入件数・借入残高(他社の借入が少ない方が有利)
- 信用情報(延滞がなく真面目に返済している人が有利)
評価が高い方が、借入限度額が高くなります。
新規でカードローンを申し込んだ場合には、借入限度額が少ないこともあります。
しかし、あとで増額の申請をすれば、借入限度額を増やすことができます。
・消費者金融系カードローンの場合は総量規制で年収の3分1までと決まっている
基本的にカードローン会社の判断によって、借入限度額は決まってきます。
しかし、消費者金融系カードローンの場合、総量規制で借入総額が年収の3分の1までに制限されるようになっています。(参考:貸金業法)
例えば、年収が600万円の人の場合、消費者金融系カードローンでお金を借りるときには200万円までしか借りることができないというわけです。
これは1社だけでなく、複数の消費者金融系カードローン会社の借入総額となります。
- アイフル:100万円
- プロミス:50万円
- アコム:50万円
という場合には、他の消費者金融系カードローン会社からお金を借りることができなくなります。
ただ銀行系カードローン会社であれば、総量規制対象外となっており、年収の3分の1を超えてお金を借りることができます。
2.カードローンの借入限度額の増額の審査を通すためのポイントとは?
新規でカードローンに申し込んだ場合、最初はそれほど借入限度額は高く設定されていません。
借入限度額を引き上げたいのであれば、増額の申し込みをする必要があります。
ただ増額の申し込みをすれば誰でも増額できるわけではありません。
増額のための審査があります。
そこでカードローンの限度額の増額の審査を通すための3つのポイントを紹介していきます。
・毎月の支払いを遅れずにする
カードローンの限度額を増額するためには、返済日に遅れずに真面目に返済していることが大切です。
約束を守る人が、カードローン会社から信用を得て、限度額の増額を行うことができます。
逆に返済に延滞したことがあると、増額の申請をしても通らない可能性が高くなります。
・定期的に借り入れをする
「借金を定期的にするよりも完済している人の方が、お金に余裕があって増額の審査に通りそう」と思うかもしれません。
しかし、カードローン会社はビジネスでお金を貸しています。
あまりお金を借りない人よりも、定期的にお金を借りる人の方がうれしいわけです。
いきなりカードローンの限度額をアップさせるのではなく、こまめに利用しておくことが、限度額の増額のポイントになります。
限度額いっぱいまで借りて、きちんと返済をしていると評価がアップしやすいです。
・契約してから6か月以上(できれば1年以上)の期間がある
長期的に同じカードローン会社で、借り入れと返済を繰り返していれば、カードローン会社に対して信頼を積み重ねることができます。
その期間が長ければ長いほど、カードローンの限度額の増額の審査が通りやすくなります。
半年以下ではカードローンの限度額の増額を申し込んでも、通らない可能性が高いです。
最初の審査に提出した内容と大幅に変わっていない限り、カードローンを取得してすぐに増額するのは難しいでしょう。
3.カードローンの借入限度額いっぱいでもお金を借りる方法とは?
・別のカードローンを利用する
カードローンの借入限度額がいっぱいだけど、すぐにお金を借りたいという場合には、他のカードローン会社から新規で借りるという方法があります。
借入限度額いっぱいだからと言って、他のカードローンの審査が通らないわけではありません。
消費者金融系のカードローン会社であっても、総量規制に引っかからない範囲であれば、新たに借りることができます。
例えば、年収300万円でアコムから50万円借りているという場合でも、プロミスから50万円借りることができます。
アコムもプロミスも消費者金融系ですが、総量規制は年収の3分の1までとなります。
年収300万円なら、100万円まで借りることができます。
1つのカードローンで借入限度額いっぱいまで借りたとしても、他のカードローンを使えば、新たにお金を借りることができます。
・銀行系カードローンを利用する
消費者金融系のカードローン会社だと、総量規制によって借入限度額が決まってしまいます。
もし総量規制以上にお金を借りたいという場合には、銀行系カードローンを利用する必要があります。
上の方でも触れましたが、銀行系カードローンは総量規制の対象外となっています。
カードローンの限度額いっぱいだけどお金を借りたいという場合には、銀行系カードローンに申し込むことをお勧めします。