- カードローンの同時申し込みをするとブラックリストに載るって本当?
- カードローンで多重申し込みするときの注意点とは?
- 複数のカードローンに申し込みするときはどれくらい期間を空ければいい?
- 短期間で多重申し込みをするときは何社までなら大丈夫?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事ではカードローンの多重申し込みについて詳しく説明していきます。
1.複数のカードローンに同時申し込みをすると必ず落ちるのか?
カードローンの申し込みをするときには、お金がなくて困っているわけですが、その時に少しでもお金を借りられる可能性をあげようと複数のカードローンに同時期に申し込みをする人もいます。
仮に1社がだめでも、もう1社の方が審査に通ればお金を借りることができますからね。
しかし、複数のカードローンに同時に申し込みをすると、審査に通りにくくなると言われています。
カードローン会社は申し込み後の審査で、信用情報機関の情報をチェックします。
信用情報機関に登録されている情報としては
- 本人情報
- 契約内容
- 返済情報
- 事故情報
- 申し込み情報
などがあります。
これらの情報を見て、カードローン会社は審査を通すかどうかを判断しているんです。
仮に繰り返し延滞をしていたり、長期間の滞納をしている人は信用情報機関に登録された情報によって、審査に落とされてしまうんです。
ただ同時に複数のカードローンの申し込みをしたからと言って、必ず落ちるというわけではありません。
過去の申し込み情報を見ますが、それだけでカードローンの審査に落とされるということはありません。
信用情報の中で重要視されていると言われているのが、他社の借入状況や事故情報などの情報です。
すでに複数のカードローン会社から借りていたり、多額の借金を抱えている場合には、審査に通りにくくなります。
特に消費者金融系のカードローン会社の場合、総量規制によって年収の3分の1までしか貸すことができないようになっています。
カードローンの審査を通す確率をあげたいのであれば、複数の申し込みをするよりも1社に絞って申し込んだほうがいいということです。
審査に悪影響を与える可能性があるものは、できる限り排除したほうがいいです。
・カードローンの同時申し込みで申込ブラックになってしまう?
複数のカードローン会社に同時に申し込みをすると、申し込みブラックとなり、審査が通らなくなると言われています。
しかし、実際には申し込みブラックというのは存在しません。
申し込みブラックになる明確な基準があるわけではなく、審査の担当者の印象が悪くなる程度のものです。
複数の同時申し込みをしたからと言って、カードローンが借りれなくなるわけではありません。
各カードローン会社ごとに審査基準が異なるので、中には短期間に一定数以上の申し込みがある場合は落とすという決まりになっているカードローン会社もあるという程度です。
同時申し込みが長期間に渡って、マイナス影響を及ぼすわけではないので、安心してください。
2.複数のカードローンの同時申し込みで審査に悪影響を及ぼす理由
複数のカードローンの同時申し込みは、審査に悪影響を及ぼす可能性があります。
どういう理由で審査に悪影響があるのかについて説明していきます。
・お金に困っている可能性が高い
複数のカードローンに同時に申し込む人というのは、今すぐどうしてもお金を借りたいという人が多いです。
借金をしなければどうしようもないような状況に陥ってしまうような収入状況ということになります。
それだけお金に困っているということは、お金を貸したとしても貸し倒れになる可能性が高いです。
カードローンの審査では貸し倒れになるリスクの高い人は落ちてしまいます。
同時申し込みをしているからという理由だけで審査には落ちませんが、属性が弱い人には大きな影響が出るかもしれません。
・総量規制オーバーの可能性がある
消費者金融系カードローンでは、総量規制と言って年収の3分の1以上のお金を貸すことができません。
もし複数の同時申し込みをしていると、総量規制オーバーになってしまう可能性があります。
他のカードローンの申し込みによって総量規制に引っかかってしまうことが懸念される場合には、審査に落ちてしまいます。
すでに他のカードローン会社からお金を借りている人は、消費者金融系カードローンの同時申し込みは控えたほうがいいでしょう。
ちなみに銀行系カードローンであれば、総量規制対象外となっています。
3.複数のカードローンに申し込みするときはどれくらい期間を空ければいい?
複数のカードローンを申し込みするときに、同時に申し込まないほうがいいというのは分かったと思います。
ただ審査に落ちてしまった場合、他のカードローン会社に申し込みたいという人はいると思います。
その場合どれくらいの期間を空ければ、他のカードローン会社に申し込んでも大丈夫なのでしょうか?
そこでポイントなるのが、信用情報機関に情報が掲載されている期間です。
信用情報機関の情報はずっと載っているわけではなく、一定期間経過すれば、削除されることになっています。
申し込み情報の掲載期間は「6か月間」となっています。
安全を期すなら他のカードローン会社に申し込むときには、6か月以上空ける方がいいです。
ただお金に困っているのに、半年以上もお金が借りられないというのはきついと思います。
そこで一般的に言われている目安は「1か月に2社まで」です。
1か月間に2社までであれば、それほど同時申し込みによる審査の悪影響は少ないと言われています。
ただ何社も落ちているような状況であれば、そもそも属性として弱いか、何らかの負の原因があるので、カードローンを利用できない可能性もあります。
その場合にはカードローンの利用を諦めるしかありません。
4.カードローンの審査に通るか不安ならお試し審査がおすすめ
複数のカードローン会社に同時に申し込むのは、やっぱり審査に通るか不安だからだと思います。
審査に通るか不安なら「お試し審査」を利用してみることをお勧めします。
お試し審査であれば、正式な申し込みではないので、信用情報機関に申し込みの情報が登録されることはありません。
複数申し込みという扱いにならないので、ひとまずお試し審査でお金を借りられるかどうかをチェックしてみることをおすすめします。
ただお試し審査はだいぶ緩めの結果が出るので、お試し審査で大丈夫だからと言って、必ず審査に通るわけではありません。
ただむやみに複数のカードローン会社に申し込むよりかはいいと思います。
5.複数のカードローン同時申し込みで審査に通すときの2つのポイント
基本的には短期間で複数のカードローンに申し込むのはお勧めしません。
しかし、どうしてもお金を借りたくて、同時申し込みを行いたいという人もいるかもしれません。
そんな時には同時申し込みで審査に通す確率を上げる2つのポイントがあります。
・消費者金融系と銀行系のカードローン2社に申し込む
消費者金融系カードローン会社に2つ同時に申し込んでしまうと、総量規制に引っかかることを懸念され、審査に悪影響を及ぼす可能性があります。
銀行系カードローンであれば、総量規制が関係なく、消費者金融とは審査基準が異なります。
それぞれに1社ずつに申し込んだほうが、どちらか一方が審査に通り、お金を借りられる可能性が高まります。
ただ3社以上の申し込みになると、申し込み件数が多いと判断される可能性があります。
なので、せいぜい2社までに抑えたほうがいいです。
・借入金額を低く設定する
初回から借入金額を大きくすると、それだけお金に困っているという証になってしまいます。
また消費者金融系の方で総量規制に引っかかる可能性も出てきてしまいます。
借入金額が少額であれば、総量規制に引っかかる心配もなく、審査に通る可能性を高めることができます。